Excite エキサイト : 社会ニュース
事件当時、「生きたまま埋められるのかな。残酷だな」って、
最後の言葉が印象的で、思い出した。
自分が被害者の立場だったら、絶対にこんなこと言えないって思った。
きっと殺されることを悟ったら、「末代まで呪ってやる」って・・・
でも被害者は、呪う力も残っていなかったのだろうなぁって、
今、自分が病気になって、ホントそう思う。
一人になって、引きこもって、カリカリしながら眠れない夜を過ごし、
「明日こそ言ってやる!」と心に決めても、
結局翌日もその翌日も、相手の顔を見ただけで精力を失う・・・
そんな毎日を送った果てのことなんだろうと・・・
当時、今も少しは思ってるけど、
いじめられる側にも問題があるってのは事実だと思う。
鬱病になって知ったことは、周りは思ったほど病気として受け止めてくれず、
多分に誤解されているってこと。
大人になった現在でもそうなんだから、
子供同士の関係では、弱者は絶対的に弱者だと思う。
でも、ごくごく一般的な感覚ではわからない・・・たぶん。
弱者の存在を認め、
「一般的」な判断を「怠り」と判決付けたのは、
やはり、命の尊さあってのことなのだろう。
自分が弱者になった今、
ありがたい反面、こんな自分を消去したい衝動も存在しており、
どうにもすっきりしないのが正直な気持ちです。
「完全勝訴」が今後にどう影響していくのか・・・